中国管区宗務所・教化センター役職員等人権啓発研修会 開催

7月4日から5日にかけて、中国管区宗務所・教化センター役職員等人権啓発研修会が、広島県福山市『ホテル鴎風亭』を主会場に開催されました。

4日は曹洞宗宗務庁の人権擁護推進の取り組みについて説明があった後、福山市御幸町の『ホロコースト記念館』(http://www.urban.ne.jp/home/hecjpn/)を訪問。館長の大塚信さんから、アンネフランクさんの父であるオットー氏の出会いを転機とした開館の経緯とその目的、ホロコーストの非人道性、「東洋のシンドラー」と称えられる外交官・杉原千畝氏について説明を受けた後、ガイドの方の案内で館内を見学しました。

5日には映画『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(http://sayama-movie.com/)を鑑賞した後に、監督をされた金聖雄氏がご講演。石川一雄さん夫妻のありふれた日常と、再審請求の活動という二つの場面を対照して描きながら、冤罪という理不尽に対して社会的な関心を喚起する必要性について教授頂きました。

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