増福寺(ぞうふくじ)

増福寺(ぞうふくじ)

教区 第十教区
住職名 深江篤司
本尊 釋迦牟尼仏
住所 〒690−2102 松江市八雲町東岩坂723
電話番号 0852-54-0830
メールアドレス chinnen@silver.plala.or.jp
墓地の募集 あり(残りわずか)
年中行事 毎年 海の日  施食会
沿革と縁起 当寺の開山は、然室文廓大和尚(洞光寺六世)でありますが創建年月日は不詳です。
 境内には、「大乗妙典一字一石書写供養塔」があり当時の住職・寛山和尚が観音経を小石一個に一字を筆写し満願に至って立塔供養を行った塔がございます。この発願は地域の五穀豊穣を希い願い、民が豊かに暮らし、信仰を深めることを懇願され修行なされました。
 一石に一字、観音経をお唱えし満願を迎え、その行に対し地域の人々は信仰を深め、その拠り所として本堂を建立することとなったと伝えています。
 また、隣接して「新四国八十八箇所霊場」の碑があり、そこには「開眼供養導師 真言宗島根支部長 僧正 池本智海」と刻まれ、昭和三年に建立されています。これは、大正から昭和初期にかけて、この地域にお大師信仰が広まり、各地に多くの大師講が結成されたことに起因しています。当寺はこれらの信仰に理解を示し、四国霊場九番正覚山法輪寺法院の特別な協力を得て、寺領に八十八箇所砂踏み霊場を整え巡礼できるよう整備し、近隣の人々の信仰を集めました。
 このように、当寺はその時代において民衆が求める信仰に大きく門を広げつつ、民の安寧を希い布教教化を実践しています。
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