玉雲寺(ぎょくうんじ)

玉雲寺(ぎょくうんじ)

教区 第八教区
住職名 藤原琢也
本尊 白衣観世音菩薩
住所 〒699−1434 仁多郡奥出雲町佐白404
電話番号 0854−54−1536
年中行事 施食会
金毘羅祭(春)と花祭り
愛宕祭(夏)
沿革と縁起  創立年代は不詳だが、寺伝によれば応永年間總光寺八世融山大視和尚を請して開山したという。開基は馬庭興一右ェ門で田数米と山林を寄進したと伝えられている。
 その後寺運の衰類期があり無住時代もあったと思われる。正徳五年(1715)八月火災により堂宇初記録の一切を消失したが、享保十年(1725)四世 牛和尚は発起願主馬庭直重、同直房、植田宣綱、同正信等と共に檀信徒の喜捨浄財をもって伽藍を復興した。今の本尊白衣観音は、この時代奉安された。
 その後再び堂宇老朽し、明治十三年(1880)十八世昇龍和尚は大檀徒馬庭又右衛門、岩田新右衛門、植田茂三郎等の協力を得て伽藍を再建した。本堂は新築したが、庫裏は民間の納屋を移築していたので狭隘老朽し、昭和三十五年(1960)二十四世成章和尚これを改築、次いで五九年位牌堂、平成四年梵鐘再鋳し、翌年鐘楼建立、六年石垣、七年檣塀を建設して境内の面目を一新した。
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