今年の漢字(若槻書記)

 日本漢字能力検定協会が毎年12月12日、京都の清水寺で発表している今年の漢字ですが、本年は『密』でありました。さもありなんと言ったところでしょうか。ニュースで見た限りでは投票結果の10位以内の漢字は、『疫』だとか『菌』だとかコロナ関係ばかり。大ヒット中のアニメ『鬼滅の刃』から『鬼』とか『滅』などもランクインしたようです。来年は良い記憶が思い浮かぶような漢字であってほしいものです。

 さて趣味の話です。

 しばらくジム遠征など県外への移動は控えていたが、屋外かつ人がいない岩場に行けば、コロナ対策のできるアウトドアスポーツだ最高だとのことで、シーズン入りした10月以降は広島や岡山の某所の岩と触れ合ってきた。
※チョークに殺菌効果!?話題の記事を和訳してみました。 | ボルダリング ワールド- QRiMo- 御前崎 静岡 浜松

 今シーズンずいぶんと入れ込んだ課題ができないのに、友人にフラフラ付いて行って取り組んだ同じグレードの課題は割とあっさりできてしまった。各課題の名称とグレーディングは初登者が決めるのだが、初登者のリーチ、保持感もバラバラである為、人によって難易度の浮き沈みがある。そこが面白い。
 自己満足の為に動画を撮っているのだが、できない課題の失敗(墜落)動画ばかりスマホに溜まっていくものだから帰宅しても反省と考察の繰り返しで悶々とする。
 気分転換にYouTubeをみる、オススメを検索する機能の優秀さに驚くものだ。
 ボルダリング自体は、楽しさがイメージしにくい競技であるという点が弱点だと思うのだが、先日、良いチャンネルを見つけたので紹介しておきたい。

Climbing Fans】というチャンネルだ。
この動画配信者は私と違って説明が非常に丁寧だった。アップロードされている動画も9つしかなく、質にこだわっている様がうかがえる。ぜひ視聴して頂きたいものだ

その他にも【進撃のクライマー】というチャンネルがある。クライミング関係のYouTuberなのだが、先日岡山某所にて楽しんでいると本人に出くわした。私たちの目の前で三段の課題を力登してくれた。同席した人みんなが良いトライを見たと諸手を挙げて喜んだものだ。動画が上がっていたので興味があったら見ていただきたい。

 言わずもがな私の今年の漢字は2016年ぐらいからずっと『岩』や『壁』である。去年の檀信徒地方研修会でお迎えした嘉門達夫さんが職員にもサインを書いて下さった時、私宛のサインには「岩槻哲成さまへ」と書いてあった。嘉門さんが間違えたのかなと思っていたら、教化主事さんが嘉門さんに渡したメモ紙に「岩槻」と書いていたのが原因だったらしい。曰く「若槻書記のイメージで岩と書いてしまっていた」とのことである、お茶目である。そういったイメージの事もあるので今後もクライミングの話をしたい。

(書記 若槻哲成)

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