日光寺(にっこうじ)
教区 | 第八教区 |
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住職名 | 安藤省晴 |
本尊 | 薬師如来 |
住所 | 〒699−1431 仁多郡奥出雲町上三所734 |
電話番号 | 0854-54-1986 |
FAX番号 | 0854-54-1986 |
年中行事 | 3月21日 彼岸会 9月25日 施食会 |
沿革と縁起 | 開創年代は詳らかでないが、過去帳に開基三所比丘妙安大師貞応5(1226)年8月16日寂とあり、それ以前の開創と推定される。 開山は總光寺四世實庵見庭大和尚「永享3(1431)年示寂」である。 本尊薬師如来座像の作者、年代は不詳であり、嘉永元(1848)年の本堂再建以来は秘仏とされ、以後の開扉記録、伝承も全くないが、明治の頃は“目のお薬師さん”として遠来の参詣者も多くあったといわれる。平成27年の本堂屋根葺替工事に伴う5月の本尊遷座の折、毀損箇所がみられ、これが仏師による修復が8月に了り、9月に本尊薬師如来点眼供養、本堂屋根葺替落慶法要が併修された。 本堂は延享4(1747)年の改修に次いで嘉永元(1848)年十世吾宝和尚代に再建された。平成27年の屋根銅板葺替えに当たっても近年希になった入母屋茅葺型のままとした。 本堂の月石山、日光寺の掲額は、禅僧風外本高の書である。天保11(1840)年日光寺江湖会助化のため滞在した折りの揮毫であり、著書『碧巌録林鈔』の序はここで起草されたといわれる。 |
その他 | 仁多札の十六番霊場、日光寺の御詠歌 よるは月 あくれば照らす 日の光り 五障の雲は はれてこそゆけ |