円光寺(えんこうじ)

教区 第四教区
住職名 石川正伸
本尊 薬師瑠璃光如来
住所 〒690−0855 松江市浜佐田町684
電話番号 0852−36−8510
FAX番号 0852−36−8510
墓地の募集 あり
永代供養塔 あり
沿革と縁起  寛政年中建立の開基墓碑文によれば、荒隈判官定信円光坊・清涼院殿江月道照大居士・宝治2年(1248)戌申八月十有五日寂とあり。鎌倉時代中期に天台宗として創建されたものと想定できる。
 また、開基は天台宗に帰依する優婆塞で、荒隈山に拠を構えり一城の主であったと思われる。
 当寺の円光寺は七堂伽藍の整った寺で宍道湖畔に建立されていたが、度重なる風水害のため、数百メートル東寄りの荒隈山(現在南平台)の麓に移転された。それがいつの時代か不明だが旧伽藍跡地に、周囲一条あまりの栴檀の大樹が明治三十三、四年の築道路改修のため障害物として取り除かれた。また、この一帯を円光寺畑(二反余り)と称して寺有地であったと生馬誌に見られる。
 開基没年から、おおよそご百年後の寛政年間、法眼寺二十世洞厳鳳仙大和尚によって、同寺二世寂庵清然大和尚(文明十七年十月十三日示寂)を開山として勧請し、曹洞宗に改宗され現在に至っている。
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