善明寺(ぜんみょうじ)

善明寺(ぜんみょうじ)

教区 第八教区
住職名 佐々木英尚
本尊 阿弥陀如来
住所 〒699−1224 雲南市大東町東阿用130
電話番号 0854−43−3231
FAX番号 0854−43−3231
メールアドレス zenmyo-3@hotaru.yoitoko.jp
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永代供養塔 あり
年中行事 善明寺護持会総会・研修会
善明寺婦人会総会・研修会
大般若会
施食会、善明寺婦人会坐禅会
延命地蔵菩薩祭
成道会
ボランティア活動
大本山研修会参加
沿革と縁起 寺伝によると、往古は天台宗で、大原郡寺領村の金剛山麓に12坊あった寺院の末寺として、天禄2(971)年に建立された。本尊阿弥陀如来は、大仏師定朝の作と伝えられている。住職は、岡村八幡宮の別当を務めていた。
 安養寺文書によると、寺領の寺院は「広大な寺領を有し、仏光輝くこと400年余り続いたが、嘉承2(1107)年の乱火(源義親の乱)により、憐れむべし院々は焦土と化した」とある。 
 明徳1(1390)年の兵乱によって、岡村にあった全明寺は焼失した。同暦年中、宮の氏子、信者並びに檀中一同もろとも帰依して、東阿用村へ再建立した。その後、無住であったので、寺領村金剛山麓の善明という禅僧を迎えた。善明和尚を善明寺中興開山と称した。
 室町時代中期、奥出雲町總光寺8世融山大祝大和尚(文明3(1471)年1月8日示寂)を勧請開山として曹洞宗に改宗した。3世までは勧請世代である。
 「大原郡寺院明細帳」に、「東阿用邨磨石山ノ城主阿用桜井入道宗的祈願所トシテ・・・」とあり、室町時代の国守京極家家臣であった桜井宗的(阿用城主)の祈願所となっていたことがわかる。
 4世中興傳外祖宗大和尚は、当山に永住し、堂宇を再建して曹洞宗として寺門を固めた中興の祖である。
 9世中興實峰秀道大和尚代の大正11(1922)年に現在の本堂が新築された。(大正10年着工、13年完成)棟梁は大東町の名工上代又兵衛である。彼は非凡な技術を発揮して名があり、特に寺院建築やその欄間彫刻などに傑作が多く、俗に寺大工と呼ばれている。彼は病に倒れたので、本堂欄間の彫刻は大東町の仏師清水義大(よしひろ)の作である。清水義大は、仏壇、仏像、位牌、欄間などの彫刻作製をしているが、その名人芸に感じて作品を依頼するもの、遠く広島県下に及んだ。
 境内に、一畑薬師如来、延命地蔵菩薩、聖観世音菩薩、六地蔵菩薩が祀られている。
その他 善明寺空撮動画 https://youtu.be/oAXs7O2PUsk
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