總光寺(そうこうじ)
教区 | 第八教区 |
---|---|
住職名 | 千葉哲之 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
住所 | 〒699−1701 仁多郡奥出雲町亀嵩2236 |
電話番号 | 0854-57-0046 |
各種講座 |
|
墓地の募集 | あり |
年中行事 | 1月1日〜2日 修正会 春分の日 春彼岸会 5月第1週 花まつり 7月2日〜3日 開山忌 夏休み親子坐禅(夏休み中の土曜日か日曜日) 春分の日 秋彼岸会・水子供養 歳晩諷経 |
沿革と縁起 | 山号は瑞洞山。 曹洞宗の古禅刹で本寺は兵庫県三田市の永澤寺であり、末寺は18ヵ寺を有する。 開山不見明見禅師(1347〜1410)。仁多郡に生まれ、三澤城主三澤氏(伝:為仲公)の嫡子であったが、7歳の時母と死別して出家の志を抱き、9歳で雲樹寺(安来市 臨済宗)の三光国師に授戒。13歳の時仁多郡の妙音院に入って真言を学び、後に高野山に登った。その後、諸方を歴遊し、永澤山開山通幻寂霊禅師に参じ、曹洞禅の極意を悟得した。応永元(1394)年帰郷、郡村塩原に当寺を創建。出雲地方に初めて曹洞禅をもたらした。翌年、法嗣の二世春庭見芳大和尚に後を託し、福井県の龍泉寺に写り、同じく福井県の興禅寺を開く。その後永澤寺六世、大本山總持寺十九世となり、応永十七(1410)年6月3日永澤寺にて示寂した。 その後200余年を経て堂宇傾廃、承応元(1652)年伽藍を再建するも、70年余りで再び倒壊。十七世古朴照淳大和尚の発願により、8年の歳月を費やして一大伽藍を現在後に建立したのが享保13(1728)年のことであり、現在の本堂がそれである。 古禅刹に相応しい茅葺き屋根も多年の風雪に耐えてはきたが、平成に至り維持は困難と判断。平成6年が開創600年に当たることから本堂屋根大改修を発願し、瓦葺きに改めた。併せて山門、位牌堂、開山堂の修復、客殿の新築、庭園の造営等各所を整備して山容を一新、平成6(1994)年慶讃法要、落慶法要を執り行った。 平成21(2009)年には開山不見明見禅師六百回大遠忌を厳修した。 |
その他 | 庭園は名所として知られ、年間を通じて拝観者が訪れる。 奥之院の歴代住職の墓所は十七世古朴照淳大和尚によって整えられ、現在30余塔が立ち並ぶ。全国的にも希有であり、偉観である。 |