長見寺(ちょうけんじ)

教区 第一教区
住職名 藤島義信
本尊 釋迦牟尼仏
住所 〒692−0206 安来市伯太町安田960
電話番号 0854−37−0515
FAX番号 0854−37−0515
各種講座
  • 梅花流詠讃歌月3回 不定期
  • 写経毎月第1、第3木曜日 午後2時から
永代供養塔 あり
年中行事 9月3日  施食会
5月上旬  花祭り
沿革と縁起  往時天台宗に属し出雲巡礼の札所であったという。天台宗から曹洞宗に改宗したのは天正年間母里永昌寺直轄の寺として草庵を復興したもののようである。
 開山は文林周空禅師祖庭賢隆大和尚である。師は備後の人、父は毛利元純の2男、母は若月氏の娘である。長じて師僧船岸玄伯大和尚を永昌寺に尋ね、のち永昌2世となる。慶長13(1608)年8月示寂。遺骸は城福寺にて火葬、常楽寺、長見寺へ分骨埋葬、高徳の誉れ高く御綸旨戴、文林周空禅師と号す。
 4世中興一道貫之大和尚が文化年間に法地に寺格昇格し中興の祖となる。法地開山と言うべきか、貫之大和尚は当時稀に見る学徳兼備の禅僧にて今に多くの逸話が伝えられている。師は出雲知井宮沖の岩成氏の出生で永昌寺16世となり後に本山の命により大阪市天王寺区の最乗寺鳳林寺へ晋住約10年間の化導を終え、終焉は文久3(1863)年10月常楽寺にて示寂。
 様々な変遷がある中現在の本堂は文化2(1805)年の建立である。10世再中興貫道霊俊大和尚期昭和37(1962)年には開山堂位牌堂改築、昭和40(1965)年には本堂屋根瓦葺替工事完成、48(1973)年に庫裡改修等修復工事が進められた。
 平成3(1991)年に、霊俊大和尚退董以後、常楽寺住職であった故山根徳厳老師が病気療養の為辞職する平成14(2002)年10月まで兼務住職をされた。同年11月より本寺永昌寺黒川政資老師が平成24(2012)年3月まで兼務住職され、長見寺の護持に務められる。この間境内修復、特に、平成23年には庫裡部分を改築一新の感をみる。
 平成24年4月より21年間兼務住職であった長見寺に、松江市松音寺より転住、藤島義信和尚が専住として晋住。妻と共にこれから長見寺護持の任にあたる。
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