宗淵寺(そうえんじ)

宗淵寺(そうえんじ)

教区 第十教区
住職名 板倉省吾
本尊 釋迦牟尼仏
住所 〒699−0108 松江市東出雲町出雲郷816
電話番号 0852-52-3285
FAX番号 0852-52-3083
メールアドレス bonzodogs@mac.com
ホームページ https://souenji-gankouji.amebaownd.com/
各種講座
  • 梅花流詠讃歌月2回
    詳しくはお問い合わせ下さい。
  • 坐禅会(ネット配信)毎週木曜日 午前6時30分から
    毎週日曜日 午後8時から

    配信中に坐禅指導は行っていませんので、ご指導を希望の方はお問い合わせください。
  • 写経随時
    詳しくはお問い合わせ下さい。
  • 観音講恒規法要(法話あり)毎月17日 午前10時から
墓地の募集 あり(残りわずか)
永代供養塔 あり
年中行事 1月1日〜3日  三朝祈祷
4月17日  大般若会
5月8日  花祭り
 仝    愛玩品供養(文具・人形・仏具など)
7月17日  施食会・戦死病歿者供養
8月15日  灯篭流し
9月23日  彼岸会塔婆供養
12月23日  歳末合同法要
12月31日  除夜の鐘撞き

【願興寺観音講】
毎月17日  恒規法要
4月第2日曜  出雲三十三観音霊場春季巡拝
11月第2日曜  出雲三十三観音霊場秋季巡拝
沿革と縁起  山号は臥龍山。開基は宗淵覚運居士。

 寺伝によると、文禄・慶長(1592〜1615)の頃、出雲郷(あだかえ)・町方の「古寺」と称する所にあって、周防国より移住した豪士・周藤家の菩提寺であったと伝えられている。
 寺格を得たのは寛永18(1641)年、松江市洞光寺8世衮室勧補大和尚を勧請開山として再建立してからで、その後火災による伽藍焼失を機に、天保14(1843)年、現在の地に移された。本堂向拝の象鼻の彫刻は荒川亀斎(1827〜1906)の作。
 『福井県史』によると、元治元(1864)年の第一次長州出兵の際には、福井・丸岡藩が当寺に軍陣を張った。この時客死した藩士の戒名が、当寺の過去帳でも確認できる。
 大正から昭和にかけては、佐藤造機(現・三菱マヒンドラ農機)創業家の菩提寺として、多額の喜捨を受けて山容が整えられた。
 現在は、昭和37(1962)年に本堂の屋根葺替え、昭和56(1981)年に庫裡改築、昭和61(1986)年に鐘楼再建、平成5(1993)年に位牌堂(坐禅堂併設)建立、平成10(1998)年に観音堂(願興寺)屋根替え及び修復を経て、今日の主な伽藍が整った。

 境内の観音堂は、新美山願興寺と称する。奈良仏教の流れをくむ1300年の歴史をもつ古刹と云われる。現在、法人格はなく、宗淵寺の伽藍の一部として管理している。
 草創は崇峻天皇の御宇と云われ、後宮の稲目宿禰の姫君、その尊母が尼となり新美比丘と号し、この地に願興寺建立を発願したという。また、出雲国分尼寺との関係を伺わせる論考もある。
 本尊は十一面観世音菩薩。古来から「子さづけ観音」としての霊験が伝えられている。
 『出雲観音霊場記』によると、慶安年中(1648〜1652)、松平藩主の命によって、頽廃した願興寺は宗淵寺境内に移転建立され、その後また破却の憂き目にあった堂宇を、家盛んにして信心深い同郷の長澤某というものが再建した、とされる。
その他  出雲観音霊場第23番札所(願興寺)。

 宗友会(檀信徒の青壮年会)は、8月15日の灯篭流し、12月31日の除夜の鐘を主催する他、隔年で研修旅行を行っている。
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