惣安寺(そうあんじ)
教区 | 第八教区 |
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住職名 | 徳江良弘 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
住所 | 〒699−1822 仁多郡奥出雲町下横田960 |
電話番号 | 0854−52−1800 |
沿革と縁起 | 当寺は奥出雲町下横田川西(国道314号線を西に入る)に位置し、創建は延宝七年(1679)とされ、開山は晋叟寺第二世一峰元甫和尚であり、開基は、毛利元就の侍臣・祖食勘輔である。 本尊は十一面観世音菩薩で運慶の作と伝わり、鎮守は妙見である。開祖当時は、約150年の間無住の時代があり嘉永元年(1848)に再び寺門が開かれる。その時より20年後には我が国が近代国家に飛躍する船出となった明治の幕が開き、天保の飢饉の悲惨さをようやく抜け出し、豊作が打ち続いて世は豊かさを取り戻して安定した幕末の時代であった。その後、寺運の衰退はあるとしても法灯は受け継がれて現在に至っている。現在の本堂・庫裏は明治二年(1765)10月再建されたとなっているが定かではない。嘉永元年(1848)天長和尚が住職となり、これを復古二世としている。当寺は奥出雲観音霊場六番札にもなっている。横田札第26番札所でもあり、春の彼岸には多くの参拝者がある。 横田札御詠歌 第26番川西 大慈山 惣安寺 川西の峯うつ波はふだらくの やすき御法の御名を唄へん |