青木寺(せいぼくじ)
教区 | 第十教区 |
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住職名 | 深江篤司 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
住所 | 〒690−2103 松江市八雲町西岩坂652 |
電話番号 | 0852-54-0214 |
FAX番号 | 0852-54-0214 |
メールアドレス | chinnen@silver.plala.or.jp |
墓地の募集 | あり |
永代供養塔 | あり |
年中行事 | 8月第1日曜日 施食会 8月第4月曜日 夏休み子ども坐禅会 随時受付 木霊鎮魂祈祷 |
沿革と縁起 | 意宇郡寺院明細帳(明治12~14年)には次の記述が縁起として掲載されています。 曹洞宗 青木寺 本尊十一面観世音菩薩 当寺境内に一本の大木あり。その高さは千尋の雲間に聳え、その枝葉は数百歩の田野を覆うと伝える。ある年、暴風雨により幹がおれてしまった。 その後、数年の星霜を経て木霊となり、夜な夜な現れ農民是を恐怖し、挙げて救い難しと云う。時に僧全苗と云う者あり(当山前住)。常に弥陀の号名を唱えて止まず。村人是に依ってこの木霊を鎮めることを乞う。乞われて全苗は日夜この樹辺にありて、弥陀号を唱えること数旬。終に木霊は全苗の唱えによって鎮まった。 故にこの土地を青木と字す。寺を青木寺(せいぼくじ)と云う。右数百年前の古伝に在り、全苗和尚は当寺創立の初租也とあります。 全苗和尚が弥陀号を唱え鎮魂を行ったことにより、阿弥陀信仰が深まったものと推測され、その証として位牌堂には総高五尺の阿弥陀仏が安置されております。 このように当寺は、樹木の鎮魂の寺としての縁起を有し、建築関係者、土木関係者、森林保全関係者からの信仰を集めています。 |