平成28年6月27日から29日にかけて、平成28年度檀信徒本山研修会旅行が、153名の善男善女の参加を得て開催されました。
1日目は、一路研修会の会場である大本山永平寺へ。参加者は坐禅や法話、食事や入浴など、修行道場の峻厳な日常の雰囲気に浸りました。
2日目は朝のお勤めや諸堂拝観を経て、本山の研修会を終了。
その後、一行は滋賀県高島市へ。旧朽木村にある興聖寺を拝登しました。
曹洞宗屈指の古刹である興聖寺さま。国の重要文化財に指定されている御本尊・釈迦如来坐像や名勝・旧秀隣寺庭園、元々は永平寺承陽殿の御上壇に奉安されていた開山・孤雲懐奘禅師のご真像、楠木正成の持仏だったと伝えられる阿修羅菩薩像などがあり、ご住職の森慈孝老師にご説明を賜わりながら見学しました。
そして京都・湯の花温泉『渓山閣』で宿泊。旅の疲れを癒し、参加者同士の懇親をさらに深めました。
3日目には、当初予定していた保津川下りが、雨による水位の上昇で中止となり、急遽太東映秦映画村の見学に変更。その他、亀岡市での漬物工場と酒蔵の見学、嵐山散策などをして、島根への帰路に着きました。
また、今回から参加者への記念品として『輪絡子止め』が贈呈されました。参加回数によって五色の線が彩色され、5回ごとに土台が銅、銀、金と変わっていきます。