第八教区護持会 研修旅行開催

    10月17日、第八教区護持会主催の研修旅行が開催されました。教区内宗侶、檀信徒70名は浜田市三隅町にある 海蔵山 龍雲寺に拝登しました。
 九十九折の山道を登ると広大な敷地に荘厳な伽藍があり、一同感嘆の声を上げていました。本尊様にお参りの法要のあと、当寺四十二世野原眞承方丈様よりお話がありました。ここ龍雲寺は1382年、三隅城主三隅信兼が無端祖環を招いて開創したお寺で、三隅家代々の菩提寺としたのが始まりだそうです。本堂は1837年浜田藩主松平氏のお国替えに伴い、菩提寺長安院を寄進され、移築されたとの事でした。江戸時代そのまままの本堂を拝むことができ一同感銘を受けておりました。もう一つ驚いた事に、ここのお寺はいつでも参禅道場として門を開いており、出家在家国籍を問わず、どんな人でも受け入れ、寝食を共にしているとの事でした。参加したお寺さんより、現在のご住職の人徳に惹かれて参禅される方も多いと聞きました。現在は東京在住の方とポーランドの方がいらっしゃいました。
お話ののち、諸堂拝観をさせていただき、一同お茶をご馳走になりました。
山門を後にしてバスに向かう皆さんのお顔はとても穏やかでした。参加された皆さんは、普段の生活から離れた空間で有意義な贅沢な時間を過ごされたのではないかと感じました。

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