【宗務所】8月29日(土)、令和2年度現職研修会が、松江しんじ湖温泉『すいてんかく』で開催されました。
今年度は感染症対策のため、会場で47名が受講した他、リモート受講の運営を『株式会社メディアスコープ』様に委託して30名が受講しました。
第一講の人権学習では、部落解放同盟大阪府連合会 執行委員長の赤井隆史氏がリモートで出講され、 「コロナと人権 展望2020〜格差と貧困が蝕む社会の中で〜」と題して、時折会場での受講者と意見を交わしながら講義をされました。
続いて、山口県立大学国際文化学科教授・同大学院国際文化研究科教授の鈴木隆泰氏が会場で「葬式仏教正当論」と題した講義を2コマ持たれました。
最後は、6月9日に開催された寺族研修会の講義(浄土真宗本願寺派・光澤寺住職 宗元英敏氏「10年後のお寺を創る〜過疎地寺院の生き残り戦略〜」)を収録した動画を視聴しました。
会場では検温やマスクの着用、消毒、換気を徹底した他、諷経や宗歌を黙唱で行うなど、厳戒態勢での実施となりました。
また全国で軒並み現職研修会が中止されたため、県外の僧侶の方もリモート参加されました。