令和3年11月17日(水)12時半より、第44回中国曹洞宗青年会岡山大会が国立療養所長島愛生園現地よりオンライン配信にて開催されました。
今回は完全オンライン開催ということで、いずも曹青会員、全国曹洞宗青年会員様も含めた中国地方の青年僧侶を中心にオンラインにて参加いたしました。
「無明の自覚と慈悲の実践 ~ハンセン病問題から考える~ 」
と題し、中国曹洞宗青年会連絡協議会会長 西来寺御住職 松永俊彦師、大会実行委員長 岡山県曹洞宗青年会会長 少林寺御住職 清涼晃輝師が先導され、大会が進行されました。
大会では「仏教とハンセン病問題 いま私たちが問われているもの」というDVDを試聴し、また、長島愛生園歴史館学芸員 田村朋久氏、長島愛生園自治会長 中尾伸治氏、曹洞宗岡山県宗務所人権擁護推進主事 宝鏡寺御住職 樋口三城師の御三方を講師に御招きし、御講話頂きました。
私たち宗門の僧侶が過去に重ねてしまった過ち、そして現代の私たちがどのようにこの問題に向き合い歩んで行くのか、新型コロナウイルス感染症禍のいまこそ「差別はなぜ繰り返されるのか」それを見つめ直すべきだと参加者一同、深く考えさせていただく機会となりました。
※この度の投稿の写真は大会主催者様より承認いただき投稿しております。