宗務所書記の佐野晃孝です。今年も私のお寺がある仁多郡奥出雲町八川の高禅寺では「お寺de○○」を開催します。季節に応じた様々な行事・催し物を開催したいと思いますが、冬の時期はやはり雪の心配がありますので、十二~三月まではどうしてもお休みとなります。今年の冬は大雪に見舞われましたが、その期間に高禅寺企画委員会を数回開催して、今年度の企画案を作成しました。
今年最初の企画は、「お寺deランチ」です。お寺でお昼ごはん(外注弁当)を食べ、ミニコンサート(演奏はデュオシュシュ:ソプラノとピアノのお二人)を鑑賞しながら、美味しいデザートを楽しむというお寺なのに欲張り三昧の企画です。昨年も二度開催しましたが、皆さんに大変好評だったのではないかと思います。
二番目の企画は、「お寺deダンス~リズムジャズダンスをおどろう~」です。講師にYUMIさんをお迎えして開催します。なお、この企画は高禅寺五〇〇年の歴史で初めてのダンスイベントではないかと思います。高禅寺本堂で輪になって踊ろう「お寺deダンス」は、六月十八日(日)午後三時から料金は無料、定員は十五名、お問合せは高禅寺です。
三番目の企画は、「お寺deコンサート」です。こちらの演奏は、「お寺deランチ」同様、デュオシュシュのお二人です。こちらは、六月二十四日(土)午後二時から料金は無料、定員は三十名、お問合せは高禅寺です。
九月にはこれまた大好評企画「お寺deフレンチ」を開催予定です。
今回の執務帖は、お寺の宣伝をさせて頂きましたが、私は皆さまの評価を気にしているわけではありません(もちろん、多少は気になりますが…)。私たちは、生まれてから学校に入ってそして社会人になっても、常に周りから評価されます。そしていつの間にか、周りから高い評価を得るために努力するようになります。様々な活動をして、いわゆる「開かれたお寺」を評価される方もいれば、そんなことよりも僧侶・宗侶としてのつとめをしっかりと果たすのが先決、という評価を下す方も多くいらっしゃいます。周りの評価は、大切ですが、周りとは実に様々、色々です。十人十色はあたり前、さらに地域や時代が違えば評価は千差万別、百花繚乱にして種々雑多で多種多様の色模様。
この「お寺de○○」シリーズは、未熟な私が皆さまのご指導ご鞭撻を頂きながらも、周りからの評価に一喜一憂せず、やるべきことをやるという企画です。これからも私にとっても皆さまにとっても、とっても良い企画ができればと思っています。
(書記 佐野晃孝)