有効活用(森田書記)

暑い、暑いお盆が終わりまして、ようやく朝晩が涼しくなって参りました。

我が家ではお昼の定番はいただきもののそうめんです。毎年たくさん食べるのですが、夏が来るたびに適正な量がわからなくなります。

そうめんの束は1把(わ)2把と数えるようですが、何把茹でるかいつも迷います。そしてたいてい、想像していた量の2倍くらいのそうめんが出来上がります。

(流石に茹ですぎたか・・・)と思いつつ食べ始めると、そこはそうめん。つるつると簡単に入っていくので(案外これくらいの量でもちょうどよかったな)などと思うのですが、結局食べ終わるとお腹がずっしりと重くなり(もっと少なくすれば良かった・・・)と後悔するパターンをずっと繰り返してきました。

夜また食べればいい、と残しておいても、そうめんはそうめん。なかなか満足のいくアレンジレシピも無いまま過ごしていましたが、今年は帰省した姉が良いアレンジレシピを教えてくれました。

「そうめんチヂミ」です。

ニラを4㎝幅に切り、茹でたそうめんを適当な長さに切り刻み、片栗粉3:水2に鶏ガラスープ、酒少々を混ぜ合わせ、ごま油をひいたフライパンで、両面しっかり押さえつけながらこんがり焼けば完成です。醤油、ポン酢、コチュジャンなどをつけて食べます。

お好みでキムチやチーズなどを入れてもとても美味しいです。

もはやそうめんからはかけ離れた料理になりますが、普通のチヂミよりも全体にむっちりした食感でありながら、刻まれたそうめんのもちもちと焦げた部分のカリカリとした食感がなんとも楽しく、同じメニューに飽きた夏の夜のおかずに、ビールのお供に最適です。

つい茹ですぎてしまったとき、戸棚にあまりがちなそうめんの使い切りに、是非お試し下さい。

書記 森田大裕

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