12月5日より『鬼滅の刃』の『遊郭編』が深夜枠のテレビで始まりました。初回の放送で深夜に関わらず9%台の視聴率を叩き出した人気アニメでございます。我が家でも子供が幼稚園から情報を得て来て全国的にこちらの漫画やアニメが流行出す頃には子供に『鬼滅の刃』について質問攻めにあうのですが、漫画もアニメも見ていない親は質問に答えれず困ってしまう訳なんですが…質問に答えれないのも癪なので単行本やDVDを借りてきたところ、すっかり親の方がハマってしまい上記にあります放映を楽しみにしている今日この頃です。
大人達をも魅了するこちらの『鬼滅の刃』ですが…
あくまで私観ではありますが、『鬼』の存在というのが現代の写し鏡の様に思えて仕方がないのです。単純な勧善懲悪の鬼退治のお話ではない訳です。ところどころ時代錯誤な登場キャラクターの発言シーンはあると思いますし、残虐なシーンなどもあるので子供には教育上宜しくないだとか、悪影響だとか言われる方も当然いらっしゃるかと思います。それは親が先に見てみて見せるか、見せないかを判断すれば良い事ではないのでは?と個人的には思いますけれども…
さて、話は変わりまして、前回はお袈裟裁縫を再開したお話でしたが、今回は私の公務のお話です。
昨年からのコロナ禍中ということで、本年度は如何に行事を進めて行けばよいのかと、宗務所内でも協議を重ねながら進めて行った次第ではありますが…何もかもが今までと異なる基準で行事を組み上げていかねばならず、例年とは異なる方法を取らざるを得ず、諸々苦慮しながら企画して参りました。選択肢としては基本開催を基に計画して行き、進行の差し障りがでる前にその時の全国的な対応・県下の状況を鑑み、同時に今後の見通しを予見しつつ計画内容を変更してみたりと、関係各所の情報を拾い捲り、先行きを予想しながら取り組んで参りましたが最終判断に至るまでは諸々とヤキモキさせられました。色々な事をコロナ禍ということで中止してしまうことは言ってみれば簡単な事です。コロナが理由となれば文句を言う人もいないでしょう…逆に何事もやるとなればどうしても何かしらのリスクが伴います。幾ら県下のコロナの感染者の状況が少なくて状況が良い方向で安定していたとしても絶対ということはあり得ませんし…ただそのリスクから逃げていては何事も先に進まないですし、『正見』をもってWithコロナの世の中と如何に向き合うかではないかと改めて思った次第です。
お陰様で10月には梅花特派巡回、11月には梅花流地方奉詠大会の私の担務する2つのイベントが例年とは方向性や開催方法は異なれど、無事に開催することが出来てホッとしているところではございます。 とはいえ…私が出来る事と言えば…
炎柱・煉獄杏寿郎風に言えば『俺は俺の責務を全うする!』でしょうか…
(梅花主事 糸賀一峰)