コロナ禍の後(佐藤副所長)

あれ、こんなに忙しかったかな?あちこちからそんな声が聞こえてきます。

たしかに5月は総会シ-ズンで会議が多いのは分かっているつもりです。コロナ禍が収まり?世の中の色々な活動が急激に再起動しました。それを見越して日経平均もバブル後最高値をつけています。

しかし3年ぶり・4年ぶりの事業を行うのにすっかり手順を忘れてしまった。また、反射的に出来ていた、どこに力をいれどこで力を抜くかという勘がきかなくなったと感じています。

法事に参列する人も徐々に増えつつあり、多人数を相手に色々気遣いをするのがこんなに大変なことなのかと再認識させられています。

先日、伊藤晧元老師の正伝師範補任の祝賀会に出雲まで行きましたが、帰りの電車に乗るのに、タクシ-を予約しようとホテルのフロントにお願いをしたら、予約はできないとのこと。タクシ-の運転手が不足していて、出発予定の30分くらい前に頼んでその時空いていればすぐ来るし、30分以上かかることもあるという。気軽にタクシ-予約ができていたころが懐かしい。気が付かないうちに世の中が一変した。コロナ禍でお客がいない時に減った運転手を、世間の急な再起動に合わせて増やすには相当時間がかかりそうだ。これは特に、サービス業全般に言えるのではないだろうか。

24・25日は梅花流の全国大会で東京に行ってまいります。久しぶりの東京ですが、さてどうでしょうか。

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