ステイホーム(若槻書記)

 なんということだ、楽しみにしていた、心待ちにしていた徒弟研修会が新型肺炎コロナウイルスの影響で流れてしまった。島根県のボルダー人口を増やせるチャンスだと思っていたのに。ボルダリングの楽しさを参加者に知ってもらうはずだったのに。ああ悔しい。
今回は、対象の徒弟の皆様や、スサノオモンキーのメンバーの方々の参加が難しいとなり、講師の方や宗務所内で話し合った結果中止となりました。

 参加の申し込みをして下さっていた方々には大変申し訳ありませんが、何卒ご容赦ください。その上でさらに言いたいことは、私の気持ちとしては、来年になってもいいので是非ともこの企画を催行したいと思っていることです。一年延期となったようなつもりでお待ちいただきたい。

 3月24日、東京オリンピック・パラリンピックの延期が正式に決まった。スポーツクライミングの代表選手、野口啓代、楢崎智亜両名はそれぞれSNSでオリンピックの延期について前向きに捉えているようなコメントを発表したが、私は楢崎選手の『世界中のアスリートがフェアな状態で最高の東京オリンピックが開催されることを祈って、今の自分に出来ることを積み重ねていきたいと思います』という意見に共感した。スポーツ選手にとって体調管理はその人の能力の一つだとはいっても、今回のウイルスは世界中に蔓延し国ごとに対策が異なる。『フェアな状態で最高の東京オリンピック』を迎える為に、延期の判断は正しいと感じる。連日ニュースで言われるように、今はステイホーム。家の桟や柱、梁に摑まってみんなで懸垂をしよう!

 話は変わるが、向かいのデスクの主事さんより、アマビエの印刷された祈祷札を頂いた。世のアマビエチャレンジをここで拝むことになるとは思わなかった。どのぐらい先になるかはわからないが、みんなが笑顔でオリンピックを迎えられるようにしたいものだ。

(書記 若槻哲成)

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