地域の行事(西古教化主事)

 毎年6月上旬の頃、国道314号線沿いのとある場所にお祀りされている、一畑薬師様・お大師様・お不動様の法要を地区の方々の主催でおつとめしています。

以前、約50年前の法要の様子の写真を見せてもらったことがあります。そんな歴史のある行事、今でも地区の大事な行事として続き、おつとめさせていただけるのは有り難いことです。お祀りされている場所は道ばたです。そこにござなどを敷いてテントを張り、まずはおつとめをします。地区の皆様の家内安全や、国道314号線を走られる方々の交通安全などを祈願しておつとめしています。その後はその場で食事をいただきます。道ばたで食事をするのも今では珍しいことでしょう。みんなでわいわいとやっている様子を車で通り過ぎて行く方々は、「何をやっているんだ」って感じで見て行かれます。

続けることは何事も大変です。「相続」という言葉を広辞苑で調べると、

  • 引き続き起こること。前に続けること。受けつぐこと。」という意味が最初に出てき

ます。地区の行事として受け継がれ、共に祈り共に談笑しながら、大切な行事の一つとしてこれからも相続して参りたいと思います。

 

(教化主事 西古孝志)

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