新しい生活様式の中で
年頭には考えられなかったことですが、世界は新型コロナウイルスの猛威にさらされ、私たちを取り巻く環境も大きく変わりました。
三密を避ける、ソーシャルディスタンスを保つなどの配慮、またマスクの着用や手洗いの慣行など、私たちが生活する上で意識するべき事柄も増えて、これまでより「制限」を受けながらの生活となっています。
これらは、「自分がかからないように」よりも。「人にうつさないように」という意味でとらえることが大切です。感染しても症状がないケースも多く、自分はかかっていないつもりでも、実際はわかりません。「自分のため」ではなく「大切な人のため」の行動であると捉えなければなりません。ただ、「人が喜ぶため」や「自分が気持ちよくなるため」といった目的意識も消えて、自然に振る舞えるようになって、初めて「習慣」といえるようになるでしょう。
この先いつまでこの状況が続くかわかりませんが、新しい生活習慣に自分をなじませていけるように過ごしていきたいと思います。
(庶務主事 上野泰裕)