※こちらの文章は2025年内に執筆され、宗務所報「だいうん」第67号(2026年1月1日発行)に掲載されたものです。
新春を迎え管内ご寺院、檀信徒の皆様のご多幸とご健勝を祈念致しますとともに、旧年中は宗務所行政、事業にご理解ご協力をいただきましたこと厚く御礼申し上げます。
昨年は終戦80周年を迎え各地で慰霊、平和祈念の行事が行われてきました。曹洞宗においても梅花流全国奉詠大会が沖縄県サントリーアリーナを会場に開催され、奉詠登壇に先駆け大本山永平寺貫首南澤道人禅師を導師に戦没者慰霊、平和祈念、また自然災害物故者追悼法要が行われ、全国からの参加者約4千人が共に詠賛歌をお唱えし、供養と平和への思いを新たにしました。宗務所管内から約30名が参加し中国・四国管区の講員と登壇奉詠を行いました。
世界各地では未だに戦争、紛争が絶えない中むなしさを感じつつ慰霊と平和祈念の大切さをあらためて認識した大会でありました。
数年ぶりとなりました大本山永平寺での本山研修会は、天候不順が続いていましたが幸い好天に恵まれ、本山での1泊は貴重な体験となったかと存じます。道中石川県羽咋市永光寺様に参拝し、これまでに宗務所各行事、教区長協議会、寺族会、いずも曹青会、檀信徒研修会、各教区並びに各寺院での勧募、また参加者の皆様にも頂いた募金を住職の屋敷智乗老師にお渡し致しました。募金にご協力いただきました多くの皆々様に厚く御礼申し上げます。
宗務所行事も平常に戻りつつある中、近年の諸物価高騰にも影響され、経費削減を図りながら運営して来ましたが、財政面で厳しさが増し、本年度予算も本来手を付けてはならない特別会計より繰入れせざるを得ない状況となり、宗務所費値上げの検討委員会にて協議、更に12月所会で再度協議し、1点につき63円(約19%)の値上げを承認頂きました。
各寺院とも何かと出費重なるところでありますが、出来る限りの経費削減を図りながら運営に取り組んで参る所存であります。何卒、宗務所運営に更なるご理解ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げ、年頭のご挨拶と致します。
